受講の動機は、、結婚以来10年間悩み続けてきた主人の体(脂肪肝、高脂血症、高尿酸)の立て直しと、治療家(鍼灸師)として患者様への食事指導が出来るようになる事でした。
しかし、恭子先生の『まず、自分だけ仕合せになりなさい』のお言葉。まさにまず自分自身でした。自分自身が『病気が治る自分になること』『仕合せになる事』でした。※1
産後からひどい花粉症の私は、この半年で本当に多くの排毒症状・好転反応が出ました。その都度、恭子先生のアドバイス、恭子先生の灯台の明かり(※2)を頼りに進んでこれた事に、心から感謝!!です。
楽しく美味しいお料理を教えて頂き、家での食事を改善する毎日の中で、今まで気付けなかった自分の癖や、生き方、考え方を教えられ見直す事が出来、愛する家族や周りの人々、沢山の自然の大きな力の中で生かされている自分に気付く事が出来ました。
穏やかに晴れわたる日も有れば、土砂降りの嵐の日も有り、寒い冬の後には、暖かな春が来るように、ジタバタと焦らずその日一日に出来る事を積み重ね、今に満足!、今日に満足!、今日に感謝!して行く事の連続が人生なのだと言う事。半年たった今、少しずつ実感出来るようになってきた気がします。
心と体が共鳴し合い、上辺だけでなく心からの本当の感謝があふれ出るようになり、本当の健康と仕合せを感じられる自分になれる日を楽しみに、これからも恭子先生の元で学び精進していきます。※3
そしていつの日か、私自身が、愛する家族や、患者様、周りの方々に仕合せを伝えられる、灯台の明かりと成れますように・・・と願いながら、充実した日々を送って行きたいと思います。
* 記録 *
―主な症状(20年8月時点)―
私(35歳) 156cm 47kg 出産2回(娘7歳・息子4歳) 生理28日周期順調
・ひどい花粉症 1月下旬〜5月初めまで (第一子出産後から年々悪化)
・冷え性 (特に第二子帝王切開出産後から)
・低血圧
・胃下垂症
・痔核、脱肛
・肩凝り、腰痛 (時々)
・右肘痛 (季節の変わり目)
・ニキビ症 顔面・背部 (学生時代より)
・手荒れ、かかとのひび割れ(冬場)
・蕁麻疹が出やすい
・耳垂れ、痒み
・陰部のタダレ・痒み
・脚力の低下 (車生活、運動不足?)
・精神的な浮き沈み、ブレ
―20年8月まで―
・米 白米又は七分搗き、たまに雑穀米
・卵、牛乳 (ほぼ毎日)
・肉、魚 交互に
・加工品 ハム、ソーセージ等
・野菜 生サラダ (ほぼ毎日)
・調味料:だしの素、砂糖(白砂糖、てんさい糖、三温糖)、だし入り味噌、安い醤油、など
マヨネーズ、マーガリン
・料理に砂糖を良く使う
・ご飯(主食)よりおかずが多いメニュー
嗜好品
・甘い牛乳たっぷりのカフェオーレ (常時)
・チョコレート (ほぼ毎日)
・菓子パン
・クッキー、ケーキ、プリンなど (お菓子作り大好き)
・豆乳+ブルーベリー等のフルーツ黒酢のドリンク (子供に牛乳より良いと思って飲ませていたが、実はNG!!)
―9月―
・米 玄米+雑穀
(子供に玄米を食べさせたら、4歳の息子がひどい水様便になる
子供は噛まないので5〜7分搗きが良いと知る)
・卵、牛乳、動物性の物を止める
・温野菜、根菜類を積極的に摂る
・白砂糖、だしの素、マヨネーズ、マーガリン等を処分
・本醸造の味噌、醤油、自然塩に切り替える
・料理は、塩、醤油、味噌の味付けにする
・コーヒー、冷水は止め、穀物コーヒー、三年番茶にする
・甘味、果物を止め、食べるならせんべいに
・ご飯(主食)の割合が増える
・子供達も梅干を食べれるようになる
(梅干・家族4人で一ヶ月に約1.5s 消費)
・週末は、ブレイコウで何でも好きな物を食べる (外食有り)
私・顔面中央部 脂を持ったニキビ(吹き出物)が多発
・臭いオナラ 大量
・排便 3〜4回 大量
・始めて1週間、家族の便が臭いと思わなくなる
・朝の目覚めが良い
―10月―
基礎科 受講開始
・朝食 梅生番茶のみ
・卵 週1個程度、
・玄米菜食に慣れてくる
・週末は外食など
(焼肉に行くが、家族皆が以前のように美味しいと感じない)
下旬
主人・半断食 (12日間) 「ハッピーP.28」
(第一講座 『けんちん汁と玄米ご飯を3週間続けると“奇跡”が起きますよ!』のお言葉から実践)
・朝:梅生番茶
・昼:玄米おにぎり大2個
・夜:玄米(2膳)+けんちん汁+しぐれ味噌orひじき蓮根
・二日目「フゥ〜」と気が遠くなる感覚あり ―恭子先生のアドバイス―
・肝臓部分に数個の発疹 ・陰性の症状なので、梅生番茶を水筒に入れ持参
・ねっとりとした便
私・半断食メニュー+子供の残りなど
・薬草茶
・酵素浴 開始(久々に汗をかいた!)
・10/16〜左耳激痛!外耳道炎から耳が塞がる
(鎮痛剤、抗生剤、ステロイド剤で対処)
・口内炎、口臭、ねばり感
・陰部タダレ、痒み
・額、顎 ニキビ(吹き出物)
・排便 2〜3回
・臭いオナラ
・強い冷え感(腹巻使用)
・右肘の痛み
・生理3日遅れ
・子供と一緒に寝てしまう事が無くなった
・−2s
―11月―
・圧力鍋を購入 (大人は玄米 子供は5分搗きで炊く)
・咳が出たら、梅生番茶・蓮根湯 子供達の定番になる
私 ・プチ断食実践 (5日間) 「ハッピーP.84」
1日目:ふらつき・ゲップ
空腹感あまり無し
便:軟
2日目:頭痛・頭重感
便:硬く少量
3日目:体が軽い
便:なし
4日目:終了日
便:便意有るもなかなか出ず、15分程度いきみやっと出る 大量
5日目:生理 開始(前回より17日目)
・酵素浴 週1回ペース
・手荒れ、指先のひび割れ
*半断食などによる好転反応*
・異常な食欲 異常な食欲と眠気、だるさ、生理周期の乱れ
(食べても食べても満足感が感じられない) 粘膜症状が強く出る
・眠気 ミネラル不全と勘違いする※4
・だるさ
・生理が2週間程早く来る “食欲が出てくるのは、胃が健康になってきた為”
・排便 1〜2回
・耳の塞がり(左)、耳垂れ、痒み ―恭子先生のアドバイス―
・臭いオナラが止まる 反応が強く出る時は、しばらく玄米は止め
・頭、後頚部 ニキビ、湿疹 排毒を緩める
・喉の痛み
・−3s
主人・8月まで
・179cm 74kg
・脂肪肝・高尿酸値・高脂血症(24歳〜11年間)
・朝、体がだるく起きられない事がしばしば(ひどい時は月の半分)
・体調を崩すとなかなか回復しない
・気力の低下
*玄米食にしてから2ヵ月半
・−8s
・11/21 血液検査ほぼ正常値に!!『半断食の奇跡!?』
(24歳〜11年間) (11/21) (正常値)
・GOT 58〜88 ・31 ・10〜40
・GPT 133〜235 ・55 ・5〜45
・γ-GTP 70〜107 ・25 ・M75以下
・総コレ 222〜270 ・207
・150〜219
・中性脂肪 153〜174 ・93 ・35〜149
・LDLコレ 134〜195 ・122 ・70〜139
・尿酸 8〜9 ・7.3 ・M2.6〜7.0
―12月―
・朝:天然酵母飲料、梅生番茶のみ
娘(小1)・『具合が悪い・・・』と、今にも熱が出そうな青ざめた顔色で帰宅したが、
玄米クリーム(ハッピーP.41)を食べ一眠りしたら、夕方にはすっかり元気に。
その効果に驚き!!
・手の甲 あかぎれ
中旬
私・玄米再開
・食欲増 続く (パン、ナッツ類が無性に食べたい)
・手指先のひび割れ
・左耳の塞がりが急に取れ(6週間)、右耳に移る
・口内炎
・鼻水
・喉の違和感、痰
・陰部タダレ
・排便 2〜3回
・生理28日
・−2kg
―1月―
・年末年始で食が乱れる
主人・肉を食べたいと言い始める
(毎日50〜80g程度の肉や、魚などを使う)
・間食、食後のおやつ等が増える
・体が重く、欠勤したり、朝の起きられない日が増える
私・頬 首周り 背部 ニキビ(吹き出物)
・口内炎
・目やに
・鼻詰まり
・気管支炎 咳
・手指先ひび割れ
・1月半ば、急に耳の塞がりが取れる(発症から3ヶ月) *激痛から始まった耳の塞がり。とても辛い3ヶ月間・・・
塞がった耳は聞こえなくなる為に、聞こえると言う事が
・+1.5s 本当に有り難い事だと思えた体験だった
・生理1週間遅れ
(第7講座 生姜湿布 体験後、急に生理がきた!氣血の流れが良くなった為)
―2月―
主人・ミネラル剤を飲み始める
(体のだるさが少し軽減)
・-9s
私・花粉症の症状、軽快(昨年まで毎日服用していた薬が、3日に1回程度で過ごせる)
・口内炎
・咳
・右膝裏湿疹
・耳痒み(耳垂れは無くなった)
・手荒れ 指先の割れ
・豆類が無性に食べたい(小豆かぼちゃなど、煮たら一鍋ペロリと食べてしまう)
・+2kg
・生理1週間遅れ
娘・インフルエンザ (玄米クリーム・梅生番茶・くず練り
豆腐パスタ・びわ葉こんにゃく温法・生姜湿布
等の手当てで、いつもより早く回復)
*回復後、娘と息子共に腹痛・水様下痢が
しばらく続き、処方された薬や手当てでも
息子・38度の発熱、一晩で回復 良くならず、梅肉エキス(梅丹)を試してみると
(インフルエンザかと思ったが、娘以外に家族は罹らず) ピタリと止まった
・アトピー皮膚炎(腹部、背部)
・花粉症状 出ない
―3月―
私・花粉症状 楽に過ごす
・咳
・背部 ニキビ
・手荒れ 指先の割れ
・胡麻が無性に食べたい(炒り胡麻20〜40g)
・排便 1〜3回
・+3s
・生理1週間遅れ
息子・オタフク作戦 失敗!!
娘のお友達がオタフク風邪に罹ったので、まだ罹っていない息子に
移そうと、その子の妹さんに移るのを待ち、妹さん発症すぐにその子の
飲んだお茶(うがいした様な状態)を飲ませたが、残念(幸い?)ながら発症せず・・・
息子の免疫力が高まっているのを実感!!
・アトピー皮膚炎(口の周り、肘裏)今までにない荒れ方
(ひどい時にはステロイド剤を使用するも、ほとんど馬油で対処)
―4月―
私・久しぶりにアイスクリーム(恭子先生曰く、三大悪)※5 を食べてみる
*その晩から、ひどい鼻詰り・鼻水・気管支炎、気道が塞がれ息が出来ないくらいの
強烈なアレルギー症状が出る
数日後もう一度甘い物で実験(和菓子を3個)
やはり息が出来ないくらいの鼻詰り・鼻水・ひどいアレルギー症状が出る。
砂糖等の害を体で実感!! ―恭子先生―※6
『分かる体になって良かったね!!』
その後、ひどいアレルギー症状が続きとても苦しく、夜中はイビキのために
家庭内別居状態でしたが、3週間で治まる
玄米クリーム、ブラックジンガー、酵素浴(3月までの花粉症状は、酵素浴に
行くと楽になったが・・・)等で、症状は強くなる
抗アレルギー薬もあまり効果なし
・生理30日
家族・外食でラーメン・餃子をたらふく食べた日、帰宅後トイレに行列する
息子・アトピー皮膚炎(肘上〜二の腕の荒れ 右<左)
・もともとお通じはとても良いが、9月以降驚くほど大量の便が出る
娘・昨年春、身体測定で太りすぎに入っていたが、
今年は身長は伸び体重は変わらずで肥満を解消出来た
―変わった点―
・朝の目覚めが良い (朝日がとても気持ち良く感じる)
・夜、子供と一緒に寝てしまう事が無くなった
・気持ちが穏やかに軽くなった
・主人や子供に対して、感謝と大らかな気持ちを持てるようになった
・周りの人との付き合いが楽しくなった
・この冬、風邪を引かなかった
・もともと便秘は無いが、朝起きて一番に気持ち良くバナナ状が出る
・肌に透明感が出てきた
・食事がとても美味しいと感じる
(朝は梅生番茶のみだが、食べ過ぎで体重増+3.5kg)
・根菜類、豆類、胡麻、梅干を良く食べるようになった
・ご飯:おかず 5:3を意識し、良く噛んで食べるようになった
・ゴミがかなり減った
・食器用洗剤を使わなくなった
・合成洗剤をやめ、石鹸成分の洗剤を使うようになった
・家族の調子が悪いと、色々と手当てを楽しめる
・自分でも鍼灸の手当て、生姜湿布、足浴などでケアをする
・酵素浴に週1回ペースで通う
―最後に―
家族と喧嘩もしながらの半年間でした。
初めの3ヶ月くらいは探し求めていた物に巡り合えた感激で舞い上がり、
無我夢中で1日中キッチンに立っているようでした。早く結果を出したいと言う思いから、
あれもこれもと欲張りすぎてしまい、ついには一人でパニックになってしまいました。
そんな時、恭子先生から『焦らず、今出来る事を一歩ずつ。』のアドバイス。
基礎科を終えた今、やっと自分のペース家族のペースが自然に流れ始めたような気がします。
まだまだ好転反応もあれこれ出てきていますが、出終えた時が今からとても楽しみです。
“食は科学、食は命”を体感したこの半年間は、私自身と家族の人生を大きく変えるものと確信しています。
己の器を知り、己を受け入れ、日々与えられた物事に心からの感謝が出来るように。体で感じ、心で感じ、
穏やかに実り豊かな人生を送れるように、これからも恭子先生の元で楽しく学び実践して行きたいと思います。
恭子から一言
とても長いレポートですが、そのまま出します。
好転反応が強く、半年ほどは、大変だったと思います。
見事乗り越えられましたね。
嬉しくその成長をしずかに応援していました。
※1
私の本「ハッピー」の中にも書いていますが、最初、教室に来た受講生達は、皆さん良い奥さん、良いお母さん、…なので、早く自分の愛する家族を健康にしたいと、教室で習った玄米菜食をすぐ食べさせたいとあせります。教室で習った事を、家族に実行しようとします。これを、まず、ストップさせるのです…「自分だけ仕合せになりなさい」と。
つまり、身も蓋もない言い方をすれば「人に押し付けない」ということです。
皆さん、愛情たっぷりの家族思いなのでまず、マクロを家族にしたいと「押し付けます」。
でも、ちょっと前までは、又違う健康法をやっていたのではないですか?
半年後に又変わったりして…
これでは家族が敬遠するのは当たり前です。
それに、反対に肉こそが栄養があるのよ、と押し付けられたらどうしますか?
相手にも自由!をあたえないといけません。
「自分だけ仕合せになりなさい」とは、まず、自分が実行し元気に健康になる事です。それを見れば、家族は自然に
マクロビオティック(恭子式の)になります。語っている本人がちっとも健康にならなくて、誰が真似をするのですか?
※2
私の本「らくらく」(4ページ)の中に書きました。
どんなにいろいろな健康法を実行しても、例え恭子式マクロを実行しても、時には、風邪も引きますし、怪我もします。病気もするでしょう。でも、病気をしても風邪が治るように「治ればいい」のです。
人生に嵐はなくなりません。嵐があっても、行きつく先の灯台があれば、見えれば、人は希望を持てます。大難が無難にはなりません。絵に書いたような幸せも何も起こらない人生もありません。
でも、その時、行きつく先の灯台があればいいのです。乗り越えられるのです。
恭子式マクロとは、行きつく先の灯台です。
※3
「感謝」している時が、人間は一番幸せなのです。
観察してみてください。
※4
玄米菜食をはじめると、まずは、人により、好転反応が出ます。
だるい、眠い…これも好転反応です。甘いものなどの陰性の食べ物が多かった人に出ます。これが、数年マクロを続けた人のだるい、眠い、と似ているので、「ミネラル不全」だと、思ってしまう人も多いですが、違います。
このあたりの違いは、食歴を良く聞いて確認します。
私が「恭子式マクロ」で、排毒が終わったら、食べ方を変えないといけない、と伝える事も、なかなか難しいです。誤解されるからです。最初は、しっかり、マクロビオティックの基本(玄米菜食)をやってください。
※5
私の言う「三大悪」とは…
アイスクリーム、菓子パン、チョコレートです。
※6
分かる身体になる…
上に書いた「三大悪」も毎日毎日食べていては、その害はわかりません。
マクロビオティック食で、身体の掃除をして、きれいな血液の身体になると、ちょっと悪いものを入れるとすぐに身体が「悪いものだよ!」と言って具合が悪くなって悪いものが分かる身体になるのです。